こんにちは!いっちー(@tetsukake_blog)です。
この記事では「大回り移動のススメ」というテーマで、
目的地までの移動の際に最短経路ではなく寄り道をした経路であえて移動してみること・その楽しみ方を紹介します。
私は現在東京在住で、実家が愛知なので定期的に東京〜愛知間を移動するのですが、
最速の移動手段である東海道新幹線を利用するに飽きたりず、
東京〜名古屋間を金沢経由で移動した様子をこの記事では紹介し、
大回り移動の楽しさを紹介したいと思います。

普段と違うルードで移動してみると新しい発見があって楽しいです!
大回り移動とは?
正式には大回り移動という言葉はないのですが(私が勝手にそう呼んでいます)、
「最短経路ではない経路で移動をすること」をこの記事では指すことにします。
例えば、東京〜名古屋間を移動する際に、
東海道新幹線で移動することが最速ですが、
在来線の東海道線で移動することもできますし、はたまた中央線経由で移動することもできます。
大回り移動の楽しさ
大回り移動ははたから見ると無駄なことをしていると思われるかもしれないですが、
私が思うに大回り移動には以下の楽しさがあります。
例えば、東京〜大阪間の移動の際に北陸を経由するようにして、
北陸で海鮮を食べることもできます!
単純な移動に経由地での観光を追加することで、移動自体を旅としてしまえることもできます。
大回り移動のデメリット
大回り移動のデメリットには以下があります。
わかりやすいですね。当たり前ですが遠回りするので時間もお金もかかります。
こちらは「夜行バス」や「青春18切符」を使うことである程度費用を抑えることができます。
それでも大回り移動がオススメな理由
デメリットから考えるに、単純に無駄なことをしていると思われる大回り移動ですが、
私が思うに以下の理由によりオススメできます。
最近ではスマホのアプリの「乗り換え案内」などで最短経路で移動する方法を誰でも利用できます。
しかし、わざわざ時間がかかる方法で、まだ行ったことない街を探検したりする経験が人生の中で思い出を形成していくのではないでしょうか?
人生に正解はないのと同じで移動経路にも正解はなく、探索する経路に意味づけをすることによって大回り移動にも大きな意味が出てくると思うのです。
大回り移動経路例
以下が東京〜名古屋間を移動する際の経路例になります。
最短ルートから大回りルートまでを列挙します。
- 東海道新幹線で東京〜名古屋
- 北陸新幹線で東京〜長野 + 在来線で長野〜名古屋
- 北陸新幹線で東京〜金沢 + 在来線で金沢〜名古屋
- 東海道経由在来線で東京〜名古屋
- 中央線経由在来線で東京〜名古屋
- etc…

いろんなルートを通って帰ると、見える景色が変わって面白いですよね!
ちなみに私は全ルート試しました!(マニアック)
以下の記事では、東京〜名古屋間を中央線特急経由で移動した記事になります。よろしければご覧ください。
東京発金沢経由で名古屋まで移動してみた!
ここからは実際に私が東京〜名古屋間を移動した際の様子をお届けします!
今回の移動では以下の経路で移動しました。
- 東京〜金沢間を夜行バスで移動
- 金沢でしばしの散策
- 金沢〜名古屋間を特急しらさぎで移動
最速経路の東海道新幹線を使っての移動と比較しての費用の差分はプラス2500円程度でした。
経路 | 費用 |
東海道新幹線経由 | 10560円 |
金沢経由 | 12930円 |

差分が2500円だと金沢経由でも楽しいじゃん!と自分は思ってしまいます(笑)
東京〜金沢
東京から金沢への移動は夜行バスを選択しました。
新宿駅直結の「バスタ新宿」から金沢まで移動します。


夜行バスを選択したのは1/2の料金で移動できること・夜の時間を有効に使えることが理由です。
夜の22時半に新宿を出発し、朝の7時15分に金沢駅に到着します。
夜行バスということであまり眠れないかもしれませんが(私は熟睡できない時がほとんどです)、夜行バスに乗っている時間は9時間あるので体を休めることができました。
バスが到着した金沢駅西口には巨大な「金沢市制百周年記念事業モニュメント」がありました。


見る角度によっては「カナザワ」と読めるらしいです!
金沢でしばしの散策
名古屋方面の列車出発時間までは金沢でしばしのフリータイムです。
グルメを堪能するもよし、観光するもよし。

経由地での滞在を楽しめるのが、わざわざ大回りをする醍醐味の1つです!
私は金沢駅から七尾線の旅を楽しんでいました。その様子は以下の記事に書き記したので、よろしければご覧ください。
金沢〜名古屋
金沢〜名古屋間は特急「しらさぎ」に乗車して名古屋まで向かいます。
特急「しらさぎ」は金沢〜名古屋間を約3時間で結びます。

金沢駅からは「しらさぎ」の他にも、
- 金沢〜福井間の「ダイナスター」
- 金沢〜大阪間の「サンダーバード」
- 金沢〜和倉温泉間の「かがり火」
- 金沢〜和倉温泉間の「花嫁のれん」
など複数方面への特急が発着しています。
JR西日本683系にて運行される「しらさぎ」に乗車して名古屋まで向かいます。


しらさぎでは車内販売はなく、事前に駅弁を購入しました。
北陸ということもあり海鮮系の駅弁が充実していました。



駅弁と同時に日本酒飲み比べセットも購入しました!酒好きがバレてしまう…
列車は雪が降り積もった北陸地方を進んでいきます。名前はわかりませんが奥に雪を冠した山々も見え、車窓の景色は最高です。

敦賀付近では北陸新幹線の延伸のための工事が行われていました。

敦賀駅停車時にも、奥に北陸新幹線敦賀駅が建設されてる様子を観察できました。


新幹線敦賀駅はかなり大きな建物になりそうだ!
敦賀を超えると滋賀県に入り、さらに雪深くなっていきます。

列車は米原駅にて進行方向が変更となるため、乗客自ら椅子の回転を行います。


前後の人と協力しながらの椅子の回転が米原駅停車中の車両の中では行われています。
米原駅を発車すると進行方向左側に伊吹山が見えてきます。しらさぎの車窓から見えるビューポイントの1つです。

この後列車は大垣・岐阜・尾張一宮と停車した後名古屋に到着しました!



名古屋についたぞ〜〜〜!
名古屋駅ではリニア中央新幹線名古屋駅建設のための工事が行われており、線路の中にショベルカーが存在する奇妙な光景を見ることができました。

さいごに
今回の記事では「大回り移動」というテーマで、大回り移動の楽しさと実際に東京〜名古屋間を金沢経由で移動した様子をお届けしました。
時間やお金の制約はありますが、移動時間を旅に変えてしまえる大回り移動を試してみてはいかがでしょうか?
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