こんにちは。いっちー(@tetestkake_blog)です!
4月になり、東京の桜が見頃を終えた頃、福島県の会津若松ではこれから桜が見頃の季節となります。
春の訪れと共に、今年もSLばんえつ物語が運行を開始しました。
今回の記事では、春の磐越を駆け抜ける、SLばんえつ物語を紹介します。

SLの車窓からは残雪の残る雪山と同時に開花した桜を眺めることができ、春の訪れを感じることができます!
SLばんえつ物語とは
SLばんえつ物語は、新潟県の新津駅から福島県の会津若松駅を結ぶイベント列車です。
車両はSL「C57」と12系客車7両で運転されています。
主に週末 + 祝日に運転され、乗車券のほかに別途530円の指定席券を購入することで乗車することができます。

SLばんえつ物語は快速列車のため、18切符などのフリー切符でも指定席券を購入することにより乗車することができます。

私も18切符で新潟〜会津を移動する際によくSLばんえつ物語を使用しています!
SLばんえつ物語のようなフリー切符 + 指定席券で乗車できる列車は乗りトク列車と呼ばれています。
乗りトク列車に関してはまた別のブログ記事で紹介しますね。
予約方法
ばんえつ物語の指定席は「えきねっと」のHP及び「みどりの窓口」などで予約が可能です。
運行開始初週1番列車や桜・紅葉のシーズンなどは混雑が予想されます。

比較的日曜15時台の会津若松駅発の列車は空いており、
私が初週に乗車した際も乗車率は50%と車掌さんが話していました。

15時台のばんえつ物語で新津まで乗ったとしても、19時 or 20時の新幹線を使えばその日中に首都圏に帰ることは可能です!
おすすめの座席
新津発進行方の窓側はD席、会津若松発進行方向窓側はA席になります。
B席C席は通路側です。

車窓の右側、左側どちらでも阿賀野川を望むことができます。
個人的には新津発進行方向左側(もしくは会津若松発進行方向右側)の窓側の席が、
磐梯山がよく見えるので好んで予約しています。
阿賀野川は右側/左側どちらに座っても見えますが、個人的には新津発進行方向左側(もしくは会津若松発進行方向右側)から見る阿賀野川が好きです。
SLばんえつ物語乗車記録
ここからは2021年度運行開始初週にSLばんえつ物語の乗車記を紹介したいと思います!
会津若松からSLばんえつ物語に乗車
4月の初週、春の訪れを感じる会津若松駅からSLばんえつ物語は出発します。

当日は小雨の天候でした。
SLばんえつ物語は2番線に出発5分前に入線してきました。


めちゃくちゃかっこいい!!
雨が降っていましたが、SLがかっこよかったので濡れながら撮影していました。
SLばんえつ物語は15時25分に会津若松駅を長い汽笛と共に発車しました。
喜多方までは景色の開けた会津盆値を走行し、
その後は阿賀野川にそって山並みを進んでいきます。
車内紹介
1号車 オコジョ展望車両
1号車はオコジョ展望車両です。
オコジョ展望車両には、子供が遊べるエリアと、
後面展望が望める展望席があります。


この日は雨が降っていましたが、晴れていると展望席から磐越の山々を進んでいく景色が見れます。
2・3・5・6号車 普通列車指定席
2・3・5(一部)・6号車は普通列車指定席です。
座席は赤色で、シックで落ち着いた様相です。


普通列車の窓は開けることができ、汽車の走行する風を感じながら旅を楽しむことができます。

特に駅から出発する際は、SLの汽笛を楽しむことができるので窓を開けて楽しむと情緒があります。ただ閉め忘れるとトンネルに入った際に車内がススだらけになります。。。(汗)
4号車 展望車
4号車は展望車です。
天井まで続く大きな窓からパノラマな景色を楽しむことができます。(写真奥)

展望車にはポストも設置してあり、
実際にこのポストから消印付きで手紙を出すことができます。


写真を撮影している際にも記念の手紙を出している方がいました!
5号車 売店
5号車には売店があります。
売店ではコーヒーや駅弁などの軽食や、
キーホルダーなどのSLばんえつ物語に関するグッズが販売されています。


お腹が減っていたのでついつい駅弁を買ってしまいました(๑´ڡ`๑)

SLばんえつ物語弁当(1000円)+ コーヒー(320円)を購入しました。

夜ご飯は車窓を眺めながらの駅弁で決まりですね!
7号車 グリーン車
7号車はグリーン車です。
乗車券のほかにグリーン券を購入すると乗車することができます。
グリーン券を持っていないと車両に入ることができなかったため写真は撮れませんでした。
普通列車はシートが 2列x2列となっているのですが、
グリーン車は 2列x1列となっており、広々とした座席でSLの旅を楽しむことができます。

いつかグリーン車に乗ってみたいです!
【写真撮影タイム】車両整備のための長時間停車
SLばんえつは車両整備のため2回ほど長期停車があります。
野沢駅と津川駅でそれぞれ10分強の停車時間がありました。
列車の停車中はSLの写真撮影タイムです。

小雨が降っていましたが、乗客の方はみなさんカメラを持ってSLの写真撮影をしていました。

車窓紹介
喜多方出発すると阿賀野川に沿って走行します。

写真を撮影した時はどんよりとした天気でしたが、晴れた日には磐越の山々と阿賀野川を楽しめます。

特に紅葉の季節の車窓はとても綺麗です!!
紅葉が綺麗な時期にSLばんえつ物語に乗車した記事はこちら↓↓
阿賀野川は進行方向右側/左側どちらの座席でも楽しむことができます。
また、春の車窓からは山桜が咲く光景を眺めることができました。

終着の新津駅に到着
約3時間の汽車旅で、列車は終着の新津駅に到着しました。

津川駅からは日没の時間を過ぎたので、外の景色はあまり見えなかったのですが、
夜汽車としてのしてのSLを楽しむことができました。

夜汽車に乗っている時は、「鬼滅の刃 無限列車編」さながらだなと思いました!
さいごに
今回はSLばんえつ物語の紹介と、その乗車記に関して紹介しました。
2021年度のSLばんえつ物語は、主に週末(+祝日)に運行が予定されています。
みなさんも季節によって沿線の景色が楽しめる、SLばんえつ物語に乗車してみてはいかがでしょうか?
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