会社を辞めてしばらく働かない予定なんだけど、
何か準備しておくことはあるかな?
この記事は、上記の疑問にお答えします。
私(@tetsukake_blog)は2021年11月に退職し、記事執筆時点(2022/02)は定職についていません。
私自身が社会人から無職になり、準備不足感が否めなかったので、
この記事では、自身の体験談を元に、社会人から無職になる際にするべきことを紹介します。
以下が3つが、私が思う社会人から無職になる際にするべきことです。
- 辞める前に貯金をしておく。お金の余裕は心の余裕
- やりたいことのTODOリストを作り実施する
- 人と会ったり、コミュニティにできるだけ参加する
本文中で理由を解説していきます。
辞める前に貯金をしておく。お金の余裕は心の余裕
1つ目は、辞める前に貯金をしておくです。辞めた後ではなく、辞める前に一定の貯金が必要です。
お金の余裕は心の余裕という言葉があります。これは本当です。
会社を辞めた後にまとまった金額の貯金があると、精神的な不安が少なく過ごせます。
というのも、仕事を辞めても退職前と変わらず支出が必要な項目は減らないからです。
まとまったお金を貯めずに会社を辞めると、常にお金の問題が頭を駆け巡ることになり、
ネガティブな気分で日々を過ごすことになります。
収入がなくなるので、生活水準を下げる努力が必要です(貯金が十分ある場合を除く)
- 外食などの贅沢を無くす。生活水準を徹底的に落とす
- 1人暮らしの場合は実家に帰省する・シェアハウスに移るなど固定費を下げる
どのくらいの金額を退職前に準備したらいいのか?についてはリベ大の生活防衛資金の考え方が参考になります。
ハローワークの失業給付金や年金の免除制度を使う
家計を助ける制度として、
- ハローワークの失業給付
- 年金の免除制度
を利用する手があります。
失業給付は、一定の期間働いた人が失業した際に給付金を受け取ることができる制度です。
>> 参考:雇用保険手続きのご案内 ハローワークインターネットサービス
自己都合退社の場合は待機期間があるため支給は数ヶ月後になりますが、
失業状態にある場合は利用可能な制度です。
また、失業状態にあると年金の支払い免除が申請できます。
>> 参考:国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度 日本年金機構
やりたいことのTODOリストを作り実施する
2つ目は、やりたいことのTODOリストを作り実施するです。
その目的は、出社時間など強制力がないと活動頻度や意欲が下がり、
怠けた人になってしまう可能性があるからです。
時間的拘束がなくなり、朝起きる必要がないので昼まで寝てたりなど、
どんどん堕落した生活に陥る危険性があります。
極論、全てのことを「今度でいいや」で済ませることができ危険です…
そこでオススメなのが、やりたいことのTODOリストを作成することです。
例えば、「旅行に出かける」や「新しい趣味を始める」など、やりたいことをリストに追加していきます。
NotionやTrelloなどのツールを使えば、TODOリストは無料で簡単に作れます。もちろん手書きでも問題ありません。
TODOリストを作ることでやるべきことが明確になり、怠けにくくなるためオススメです。
無職期間では平日に、サンライズ出雲に乗車しました!
平日に旅行ができるのは無職の強みです。
人と会ったり、コミュニティにできるだけ参加する
3つ目は、人と会ったり、コミュニティにできるだけ参加することです。
アリストテレスの「人間は社会的な動物である」と定義したように、
会社から離れて社会から隔絶されると病みがちになります。(これは私の経験上です)
社会との関わりが絶たれると、自分がいなくても問題ない存在に感じられ、
生きる意味を見失いそうになります。
私は何のために生きているんだろうと
答えのない考えを巡らしました。
解決方法として、積極的に人と関わるようにすることが大切だと感じます。
人と繋がることで、自分とそれ以外のつながりを感じることができ、社会と関わる活力になります。
- 学生時代の友人に連絡する
- オンラインサロンに入会する
- 地域のコミュニティに所属する
最近はオンラインサロンがたくさんあるので、自分の興味がある分野のサロンに入ってもいいと思います。
私は初心者ブロガー向けのABCオンラインに入会しています。
オンライン・オフラインの交流があり、繋がりができて非常に嬉しく思っています。無職の基本は節約ですが、自分が意義を見出せる事にお金を払うことも大切です。
個人的にしばらくの無職期間を楽しむのはアリ
無職期間を設けるのは個人的にアリだと思います。
仕事のために生きているわけではないので、自分のやりたいことを追求する期間があってもいいなと。
- 趣味に没頭する
- 世界1周旅行に出かける
など、時間や場所的な拘束がなくなった分、長期の旅行に出かけたり趣味に没頭できます。
ただし堕落に注意。社会復帰が難しくなる
ただし、堕落に注意です。社会復帰が難しくなります。
縛られるものがない無職はある意味天国なので、よっぽど自制心が強くないと怠けます。
- 朝起きる必要がないので昼過ぎまで寝ている
- 夜いつまでも夜更かしをしてYouTubeを見ている
など、制約が無くなった分いくらでも怠惰になれます。
無職期間を長く続けすぎると、本当に社会復帰が難しくなってしまうので注意が必要です。
退職後に無職期間を作っても問題ない人の特徴
ここまでを踏まえて、退職後に無職期間を作っても問題ない人の特徴は以下です。
金銭的な余裕があったり、目標達成のために仕事を一次的に休止しただけの人や、
再び就職(or 独立)する意思がある人は、無職期間を作っても社会復帰できる確率が高いです。
退職後に無職期間を作るべきでない人の特徴
反対に、退職後に無職期間を作るべきでない人の特徴は以下です。
貯金がない人は、各種税金や健康保険の支払いがあるので現実的に無職になるのは厳しでしょう。
また、特に目的もなく仕事を辞めても状況が好転するどころか、
お金の余裕がなくなり、続いて心の余裕もなくなるのでオススメできません。
転職エージェントを活用してみる
特に目的がなく会社を辞めたいと考えている人は、労働環境を変えることから考えてみると良いでしょう。
まずは転職エージェントに登録しておくことがおすすめです。無料で利用できます。
転職エージェントに登録したからといって所属会社にバレることはないですし、
より条件が良い求人が見つかるかもしれません。
はじめての転職をされる方は、
転職活動のやり方や自己PRの仕方などサポートが丁寧なパソナキャリアがおすすめです。
この記事のまとめ
この記事では自分の体験談を元に、社会人から無職になる際にするべきことを紹介しました。
以下3つが、社会人から無職になった際にするべきことです。
- 辞める前に貯金をしておく。お金の余裕は心の余裕
- やりたいことのTODOリストを作り実施する
- 人と会ったり、コミュニティにできるだけ参加する
特に貯金をしておくことは心の余裕につながり、
精神を健全に保ちながら無職期間を楽しむことができます。
今お金がない人は、まずは会社を辞めずに、
しばらく留まりお金をためるか、転職をするかに留めておいた方が良いでしょう。
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