2021年10月にAppleの発表会があり、M1 Pro/Maxチップを使用した新しいMacBook Proが発表されました。
現在MacBookでは、以下の4ラインナップからモデルを選ぶことができます。
- M1 MacBook Air
- M1 MacBook Pro
- M1 Pro MacBook Pro
- M1 Max MacBook Pro
ただ、M1 ProチップのMacBook Proの価格は最低でも税込239,800円で、簡単に手が出せる金額ではありません。
筆者(@tetsukake_blog)は、M1 MacBook Airを半年以上使っていますが、
確固たる理由でM1 Pro/Maxを欲しい人を除けば、
正直M1 MacBook Airにちょっとオプションを追加しておけば十分だと思っています。
そこでこの記事では、Pro/Maxモデルの上位機種とAirを比較して、以下の点を解説します。
- M1 MacBook AirとProはどっちがいいのか?
- M1 MacBook Airでできること
- M1 MacBook Airでできないこと
- Pro/Maxと性能比較
- M1 MacBook Airはこんな人にオススメ
MacBookの購入を考えている方は参考にしてみてくださいね。
M1 MacBook AirとProはどっちがいい?Airが断然オススメ!
M1 MacBook AirとM1 MacBook Proなら、断然Airがオススメです。
理由は、M1 MacBook AirとM1 MacBook Proで性能の差分があまりなく、
値段は3万円以上違うので、Airを選んだ方が経済的だからです。
こちらの記事では、M1 MacBook Air/Proのベンチマークの詳細が記載されていますが、
AirとProとでパフォーマンスにそれほど差分がないのが分かります。
最低価格はM1 Airが115,280円(税込)円、
Proが148,280円(税込)で33,000円の差があります。
Proにはファンがついているなど細かい違いはありますが、
性能に差分があまりないのでAirを選択した方がコストパフォーマンスが良いです。
ただ、AirにはTouch Bar搭載モデルがないので、
どうしてもTouch Barを使いたい場合はM1 MacBook Proを選ぶ必要があります。
M1 MacBook Airでできること
M1 Pro/Maxと比較した際に、Airでも通常用途は全く問題がないほどのパワーを備えています。
こちらのページで紹介されているMacBookのベンチマークでは、M1のMacBook Airは一昔前のMacBook Proよりも処理能力が高いことがわかります。
なのて大抵の作業に困ることはありません。
最低価格で比較してみると、以下の表のようにM1 MacBook Airが圧倒的に安いです。
モデル名 | 最低価格(税込) |
M1 MacBoook Air | 115,280円 |
M1 MacBoook Pro | 148,280円 |
M1 Pro MacBook Pro | 239,800円 |
M1 Max MacBook Pro | 419,800円 |
M1 MacBook AirとProは性能差が少ないことを考えると、
特段Pro/Maxが欲しい理由がない限りはM1 MacBoook Airを買った方が経済的です。
M1 MacBook Airでできないこと
M1 Pro/Max MacBook Proと比較した際に、Airでできないことは以下になります。
以下で詳しく述べていきます。
M1 MacBook Air(Pro)はポートが2つしかない
M1 MacBook Air(Pro)はThunderbolt/USB4ポートが左に2つしかなく、ポート不足に陥りやすいです。
Pro/Maxチップモデルでは、以下のポートが搭載されています。
- Thunderbolt 4 x 3つ
- HDMI出力端子
- MagSafe3端子(充電)
- SDメモリカードスロット
ただしAirのポートが2つしかない問題は、USB-Cハブなどのガジェットを使えば解決できます。
もちろん別途USB-Cハブを買う手間がかかりますが、Pro/Maxを購入するよりはよっぽど安いです。
以下の記事でM1 Mac向けのオススメUSB-Cハブを紹介しています。
>> M1 Macのポート不足を解消するUSB-C ハブ|Anker PowerExpand+ 7-in-1 <<
M1 MacBook Air(Pro)はディスプレイ出力が1台までしか対応していない
M1 MacBook Air(Pro)ディスプレイ出力が1台までしか対応していません。
Apple公式でも、ディスプレイの出力は1台までしか対応していないと解説されています。
もちろん抜け道がないわけではなく、Belkinのドッキングステーションなど、
別途ツールを使用すれば2つのディスプレイに出力することは可能です。
反対に、M1 Pro/Max Macbook Proでは、最大4台の外部ディスプレイに接続することができます。
プログラマーのようにディスプレイを多く使いたい方にとって、M1 MacBook Air(Pro)の外部ディスプレイ出力制限1枚は厳しいでしょう。
M1 MacBook Airはこんな人にオススメ
ここまでの解説を踏まえて、以下に当てはまる方はM1 MacBook Airをオススメします。
パフォーマンスに関してはどうしてもM1 Pro/Maxには勝てませんが、M1 MacBook Airでも動画編集はなどの作業は問題なくできます。
M1 MacBook Airは115,280円から入手可能なので、他のモデルと比較して手が出やすい値段設定であり、
Macが欲しいけれどコストも抑えたい方にとってもってこいのモデルです。
私の持っているM1 MacBook Airのスペック
ここからは参考程度に、私が持っているM1 MacBook Airについて紹介します。
私は以下のスペックのM1 MacBook Airを、オプションをつけて186,780円(税込)で購入しました。
- 8コアCPU
- 8コアGPU
- 16GBのメモリ
- 1TBのストレージ
GPUは7コアと8コアがあり、8コアを選択しました。
メモリは最小の8GBから16GBに変更し(+22,000円)
ストレージは1TBに変更しました。(+22,000円)
メモリを倍にして、ストレージも1TBに変更しましたが20万を切ったため、
Airのコストパフォーマンスの良さに衝撃を受けました。
M1 MacBook Airの使用感
私はM1 Macを以下の用途で使用していますが、通常の使用で困ったことはありません。
- 検索などのネットサーフィン
- 動画編集
- プログラミング
動画編集では以前使っていたintel版とM1での処理速度の速さの違いを実感しており、
9.5GBの動画の書き出しがM1 MacBook Airだと18分で完了しました。
Intel版では体感で処理時間に倍くらいかかっており、ファンが音を立て、動作がカクカクになってしまったのですが、
M1は静かで排熱も少なく、使っていてパフォーマンスの違いに驚きました!
私のYouTubeのチャンネルにM1 Macで作成した動画も上がっているので、ぜひ覗いてみてください( ´ ▽ ` )ノ
プログラミングに関してはM1は少し難ありで、環境構築でM1特有の問題に詰まることも多く
Intel版のMacをいまだに使用しています。詳しくは以下の記事で解説しています。
>> M1 Macをプログラミングで使うのは厳しい?現役エンジニアが使用した感想 <<
さいごに
この記事では、全体的にM1 MacBook Airに関してM1 Pro/Maxとの比較をし、
- M1 MacBook Airでできること
- M1 MacBook Airでできないこと
- M1 MacBook Airはこんな人にオススメ
に関してを紹介しました。
さいごにまとめると、以下のような方にM1 MacBook Airはオススメです。
この記事がM1 Macの購入を検討している方の参考になればと思います(*´ω`*).
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