KubernetesのマニュフェストファイルでPodを作成する方法

プログラミング

こんにちは。いっちー(@tetestkake_blog)です!

この記事ではKubernetesのマニュフェストファイルでPodを作成する方法を解説します。

Kubernetes動作環境があることを前提に話を進めていくので、

そもそもKubernetes動作環境がないよという方は、以下の記事を参照してみてください。

この記事がおすすめの読者
  • Podを作成する方法が知りたい人
  • Podを作成するためのマニュフェストファイルのサンプルがみたい人
いっちー
いっちー

Kubernetesの概念は非常にわかりづらいですが、手を動かすことによって少しずつわかる様になってきた気がします!

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Podを作成する

Podを作成する前に、まずPodとは?に関して解説します。

Podとは?

PodはKubernetesにデプロイ出来る最小単位で、以下の特徴があります。

  • 内部IPアドレスを持つ、一つの仮想マシンの様な存在
  • ポッド単位で起動と破棄され、永続データの保持はできない
  • Podの中でコンテナを動かし、コンテナは複数動かすことができる
  • Pod内のネットワークとストレージは共有される
  • Pod内のコンテンツは同一のノードにデプロイされる
いっちー
いっちー

理解しづらい・・・最初はコンテナが複数立てれる場所とでも考えておくと理解がしやすいかもしれません!

nginxのマニュフェストファイルを作成

まずはマニュフェストファイルを作成します。イメージにはnginxを使用します。

マニュフェストファイルはPodを作成する時の設定ファイルの様な立ち位置です。

ファイルに記述した設定値をもとにPodが作成されます。

ファイルはyamlで記述します。

nginx_manifest.yaml

apiVersion: v1 #APIのバージョン
kind: Pod #リソースの種類
metadata:
  name: nginx #Podにつける名前
spec:
  containers:
  - name: nginx
    image: nginx #コンテナのイメージ名を指定

Podを作成する

nginx_manifest.yamlをもとに、nginxのPodを作成します。

Podはcreateコマンドから作成します。

使用したいマニュフェストファイルのパスを指定します。

kubectl create -f <yamlファイルへのパス>

作成できたかは以下のコマンドで確認します。

nginxのPodが作成できていることを確認できました!

kubectl get pod
NAME    READY   STATUS    RESTARTS   AGE
nginx   1/1     Running   0          50s

Podを削除する

作成したPodは以下のコマンドで削除できます。

kubectl delete pod/<Pod名>

実際に削除してみます。

$ kubectl delete pod/nginx
pod "nginx" deleted

削除はこれで完了です!

いっちー
いっちー

Podはマニュフェストファイルを作れば後はコマンドから簡単に作成できますね!

さいごに

今回はKubernetesのマニュフェストファイルでPodを作成する方法に関して解説しました。

KubernetesでPodを作成する際に参考にしてみてください(*´∀`*)

おすすめ書籍

Docker/Kubernetes 実践コンテナ開発入門

Kubernetes完全ガイド 第2版

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参考リンク

Kubernetes公式ドキュメント

Kubernetesのマニフェスト(Manifest)ファイルでNginxを起動

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