1回あたり2410円で在来線が1日乗り放題になる青春18きっぷは
格安移動の王道として長年多くの旅行者に愛されています。

しかし、
- 目的地まで時間がかかる
- 特急などと比較して快適性が落ちる
などが不満点として挙げられます。
そこでこの記事では、青春18きっぷでの移動が快適になる3つの方法を紹介します。
18きっぷにプラスで課金する
18きっぷには、課金することで特急並みの設備を持つ列車に
乗ることができる乗り得列車が存在します。
例えば静岡県を走るホームライナーは
18きっぷに追加で330円の乗車整理券を購入すると乗車できます。

静岡県内は快速がほぼなく、移動に時間がかかりますが
ホームライナーを使うと、通常2時間20分程度かかる沼津↔︎浜松の移動が
1時間40分ほどで移動できます。(浜松3号の場合)
車両は特急「ふじかわ」などで使用される373系が使われるため
速達性に加えて快適性も上がります。

静岡地区のホームライナーのように、18きっぷで乗れる列車は他にも
- 快速海里
- リゾートしらかみ
などの観光列車や、SLぐんまみなかみ・よこかわなどのSLにも乗車できます。

首都圏を移動の際には、JR東日本の普通列車グリーン車に課金すると
ゆったりとしたシートで列車旅を楽しめるのでオススメです。

クロスシート車を狙う
18きっぷの移動は長時間になりがちなので
せっかくなら景色を楽しみたいところです。
そこで重要になってくるのが、座席のレイアウトです。
JRの在来線でよく見かけるのは、ロングシートまたはクロスシートです。

ロングシートよりもクロスシートの方が、車窓の景色を楽しみやすいです。
例えば静岡県では、ロングシート車とクロスシート車が両方走っており
県の東西移動に時間がかかるため、クロスシートを狙った方が
快適に移動することができます。

静岡県には313系8000番台という、もともとJR東海の中央線にいた
クロスシート車が活躍しているため、これを狙っていくと快適に移動できます。

しかし18きっぱーからこの列車は人気が高く混雑するため
少し早めにホームに並ぶと、座席を確保できるのでオススメです。
特急や新幹線でワープする
18きっぷで乗り通す場合に、本数が少なかったり・距離が長すぎるなど
乗り通す場合に過酷な区間が存在します。そんな場合は新幹線や特急へ
課金して部分的にワープすると、快適に早く移動できます。

また静岡を例に出しますが、静岡県は東西に長く
車両はロングシートが主体で、18きっぷの難所と言われてきました。
そこで18きっぷで乗れない特急や新幹線に課金することで
より早く快適に移動することができます。

例えば新幹線で三島〜浜松の区間に乗る場合は、自由席特急券を
- 三島~静岡
- 静岡~浜松
で分割して買うと特定特急料金となり、通常の2,530円から550円安い
それぞれが990円の、合計1,980円に料金を抑えることができます。
18きっぷの他に乗車券と特急券が必要なため、どうしても料金がかさんでしまいますが
目的地に早く着きたい場合などに、特急や新幹線課金は有効です。
さいごに
今回紹介した3つのテクニックを無理のない範囲で組み込むと
18きっぷの旅がより快適になると思います。
読者のみなさまも、よい18きっぷの旅をお過ごしください!

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