18きっぱーの難所、静岡県。
最近になって313系8000番台の転換クロスシート車が入ったものの、
依然としてロングシート車は健在で、18きっぷ利用者を悩ませます。
ロングシートは景色が見えないから好きじゃないんだよな…
実は、ロングシート地獄を少しの課金で回避できちゃう方法があるんです!
まず結論をお伝えすると、青春18きっぷに追加で330円課金しホームライナーに乗車することで、
静岡県の大部分をクロスシートで快適に移動できます。
この記事では、
- 18きっぷの乗り特列車ホームライナーの紹介
- 東京都から浜松までクロスシートのみで移動した旅行記
を紹介します!
ルートは多少異なりますが、東京から愛知まで18きっぷで移動する際に
ホームライナーを利用したショート動画はこちらです。
普通列車グリーン車やホームライナーは青春18きっぷで乗車可能
ホームライナーは、18きっぷで乗車可能な定員制の快速列車です。
静岡地区のホームライナーは、浜松から沼津間で設定されています。
車両は373系が使用されます。
373系は「ふじかわ」や「伊那路」などの特急で使用される車両です。
ホームライナーは停車駅が限られており、速達性も兼ね備えています。
沼津〜浜松間は31駅あり、ホームライナーは21駅も通過します!
東京都から浜松までクロスシートのみで移動した乗車記
さてここからは、東京都から浜松までクロスシートのみで移動した様子をお伝えします!
上野から普通列車グリーン車に乗車
旅の始まりは上野駅。上野東京ライン普通列車沼津行きに乗車します。
- 上野:15:31発
- 沼津:17:41着
グリーン車の乗車に必要なグリーン券は、東海道線のホームや駅の券売機で購入可能です。
乗車後の購入は割高になるので事前の購入がおすすめ。
沼津方面のグリーン車オススメ座席は、2階の進行方向左側です。左側は根府川付近で相模湾の絶景を望めます。
列車は2時間ほどで沼津に到着。
沼津からホームライナー3号に乗車
ホームライナー乗車には330円の「乗車整理券」が追加で必要です。
「乗車整理券」はホームの券売機で購入できます。
ホームの向かいには、元中央線名古屋〜中津川間でセントラルライナーなどで運行されていた313系8000番台。
313系8000番台が入り、静岡のロングシート地獄は多少緩和されました。
しばらく待つとホームライナーが入線。特急に使われる車両ともあって、車内は快適です。
沼津駅の発車は18:31。
ホームライナー内は車内販売がないため、乗車前に食べ物を仕入れておくと良いでしょう。
浜松到着は20:10分なので、それまで空腹で過ごすことになります…
乗車したのは金曜日。6両編成のホームライナーは、沼津で窓側座席がほぼ埋まり、
静岡で通路側の座席も埋まる人気ぶり。
浜松には20:10分に到着。約1時間40分の乗車でした。
以前はホームライナー浜松3号がそのまま豊橋まで普通列車として運転されていましたが、
2022年4月時点では浜松止まりに変更されていました。
グリーン車やホームライナーに課金するメリット
18きっぷを使ってグリーン車とホームライナーに課金するメリットは、スバリ快適性です。
確かに料金は嵩みますが、クロスシートで景色を楽しむことは旅を何倍も楽しくさせます。
ホームライナーの他にも、18きっぷで乗車できる乗り特列車として快速海里やリゾートしらかみなどがあります。
静岡地区のホームライナーは平日のみの運行に
以前は土日にも運行されていた静岡地区のホームライナー。
2022年3月のダイヤ改正で、土休日のホームライナーは運転取りやめとなりました。
ホームライナー愛用者の皆様に悲報です。
ご乗車予定の際は曜日にご注意ください。
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