子供の頃テレビで見た、きかんしゃトーマス。そのトーマスが現実世界に!?
静岡県のローカル私鉄である大井川鐵道では、SLの動態保存という形で
年間300日以上SLを営業運転しています。
その大井川鐵道ではなんと、SLをきかんしゃトーマス仕様に改造し、
「きかんしゃトーマス号」として期間限定で運行しています。
この記事では、
- きかんしゃトーマス号の予約方法
- 乗車の際に押さえておきたい見所ポイント
- 新金谷〜千頭間をトーマス号に乗車した際の乗車記
を紹介します!


トーマスではなく通常のSL乗車記もあります。
通常のSL乗車記に関しては以下の記事をご覧ください!
きかんしゃトーマス号に関して
きかんしゃトーマス号は、大井川鐵道が運行する期間限定のイベント列車です。
テレビアニメの「きかんしゃトーマス」に登場する「トーマス」を忠実に再現した機関車を使用し、
新金谷駅〜千頭駅間を約1時間半で結びます。
トーマスの他にも、きかんしゃトーマスに登場する複数のキャラクターを再現した車両が駅に登場します。
- パーシー
- ジェームス
- ラスティー
- バーティー
- ウィンストン
- いたずら貨車・いじわる貨車
きかんしゃトーマス号の料金
トーマス号の料金は、片道大人3050円、子供1530円です。
トーマス号乗車に加えて、夢の吊橋や奥大井湖上駅など「奥大井エリア」の観光スポットを回る場合は、
大井川周遊きっぷがお得です。
- 料金
- 有効期間2日間
- 大人 / 4,900円 小人 / 2,450円
- 有効期間3日間
- 大人 / 5,900円 小人 / 2,950円
- 有効期間2日間
- エリア
- 以下の区間が有効期間内乗り降り自由
- 大井川本線(金谷-千頭)
- 井川線(千頭-井川)
- 寸又峡線バス(千頭駅前-寸又峡温泉)
- 閑蔵線バス(千頭駅前-閑蔵駅前)
- 以下の区間が有効期間内乗り降り自由
きかんしゃトーマス号の予約方法
きかんしゃトーマス号乗車チケットは、予約制&全席指定席です。
予約希望者数が多い日にちは抽選となります。
予約に関してはこちらのページから手続きに進みます。
当日券もありますが、トーマス号は人気の列車なので当日までに売り切れてしまう可能性が非常に高く、
予約は(ほぼ)必須です。
チケットが取れなかった場合 – 最後のチャンスが残されています!
- チケットの抽選に外れた
- ローチケのサイトを確認したら売り切れていた
と諦めかけている方、
チケットが取れなかった場合でもまだチャンスがあります!
その方法は、乗車日の2日前に直前電話予約で、受付開始と同時に電話予約することです。
旅行会社向けに確保していた一部の座席が返席されることで急な空席が発生することがあるためで、
チケットの返却状況によっては電話予約でチケットが取得できる可能性があります。
大井川鐵道の公式HPにも直前予約に関しての記載があるのでそちらもご覧ください。

私は12:30ちょうどに電話して、
8コール目くらいで電話がつながりチケット予約ができました!
乗車の際に押さえておきたい見所ポイント
トーマス号には見所がたくさんあります。
押さえておきたい見所ポイントを以下にピックアップして紹介します。
新金谷駅SL整備工場見学 – トーマス号が目の前に!
1つ目の見所は新金谷駅のSL整備工場です。
SL整備工場では、目の前で整備されるトーマス号を見学できます。


トーマス号の他にも、トーマスの仲間達が展示されています。


車両工場展示室では、窓越しに整備工場内の様子を見学できます。


トーマス号の機関車と客車 – トーマスの世界を再現!
2つ目の見所は、トーマス号の機関車と客車です。
トーマス号では、現役SLの機関車と客車をトーマス仕様に改造して運行されます。


トーマスの顔が妙にリアルです。。。
ちなみにこの目動かせるようで、千頭駅到着時には正面を向いていました。
客車はブラウンに塗装され、客車内のシートや天井のフラッグなど内装がトーマス仕様になっています。


車窓から見えるお茶畑 – 静岡ならではののどかな景色
大井川鐵道が走るのは静岡県。静岡県といったらお茶が有名です。
トーマス号の車窓からも、至る所でお茶畑を見ることができます。
特に、家山〜川根温泉笹間渡駅間の一面のお茶畑は絶景です。

- 千頭方面
- 進行方向左側
- 新金谷方面
- 進行方向右側
大井川の清流 – 川色は澄んだ青
トーマス号は大井川に沿って新金谷から千頭を目指します。
車窓からは大井川の清流を望むことができます。
特に大井川第一橋梁を渡る際の景色は絶景です。


千頭方面進行方向右側には川根温泉があり、
たくさんの人が温泉から手を振っている姿を見ることができます。
第一橋梁付近にはギャラリーも多いため、SLは長い汽笛を鳴らして進みます。
千頭駅のトーマスフェア – パーシー、ヒロ、ジェームズ… 他にもたくさん!
トーマス号が新金谷方面から千頭に到着すると、アニメ「きかんしゃトーマス」に登場するSLキャラクターが出迎えてくれます。



- トーマス号の転車作業見学
- トーマス広場展示
- ヒロ・パーシー・ジェームスを展示
- バスのバーティー展示
- ラスティーの貨車遊覧
- いたずら貨車・いじわる貨車の展示
- ウィンストンのレールライド
- ミニSL
- 小さなトーマス形のミニSLに乗車するアトラクション
- バッテリーカー
- 約2分間走行できるカーアトラクション
乗車記
ここからは実際に乗車した際の乗車記です!
新金谷から千頭方面のトーマス号にした際の様子を紹介します。
新金谷駅からトーマス号に乗車!
新金谷駅からトーマス号に乗車します。休日ということもあり、チケットは全て完売しました。

顔がリアルでちょっと怖 トーマスの顔が忠実に再現されています!すごいです!(^-^)/
機関車・客車や案内放送までトーマス仕様になっており、手がこんでいます。
大きな汽笛を鳴らしてトーマス号は新金谷駅を発車します。
途中停車駅は家山駅のみで、新金谷〜千頭間を約1時間半で結びます。
車内で駅弁を楽しみつつ、自然豊かな車窓を楽しむ
車窓からは静岡ならではのお茶畑が広がる光景や、
大井川の清流を望みつつSLの旅を楽しみます。


SLの旅では駅弁を買って車内で食べるのがおすすめです!


新金谷駅前プラザロコ内売店にて、数種類の駅弁が販売されています!
駅弁のラインナップはこちら
千頭駅に到着。トーマスの仲間達がお出迎え
約1時間半の乗車を経て、トーマス号は千頭駅に到着しました。

千頭駅ではトーマスの仲間達が展示されています。機関車の塗装もアニメに忠実です。

千頭駅からは南アルプスあぷとラインの列車が発着しています。
アプト式を採用しており、普通鉄道日本一の急坂を登る珍しい路線です。

井川線に乗車した様子は、以下の記事で紹介しています。
最後に
この記事ではきかんしゃトーマス号に関して紹介しました。
皆さんもトーマス号に乗車しに大井川鐵道を訪れてみてはいかがでしょうか?
私が乗車していた時は家族連れがたくさんおり、トーマスの世界観に喜んでいる子供たちも多く見受けられたため、
特に家族連れにはオススメの旅行先です。
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