現役で活躍するSLに乗れる、大井川鐵道に関して紹介します!

鉄道

こんにちは。いっちー(@tetestkake_blog)です!

静岡県に、現役でSLを運行しているユニークな鉄道会社があります。

その名も大井川鐵道。

この記事では、大井川鐵道のSLに関して紹介します。

前半では大井川鐵道に関してとSLの予約方法、後半では実際にSLに乗車した体験談についてです。

いっちー
いっちー

汽笛を鳴らし、重苦しく山間部の路線を走るSLは必見です!

今回はひよこSEさんと一緒に大井川鐵道に乗ってきました。ひよこさんの大井川鐵道の記事はこちらです。

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大井川鐵道に関して

大井川鐵道は静岡県の金谷駅から井川駅を結ぶ路線です。

金谷駅から千頭駅までは大井川本線・千頭駅から井川駅までは井川線で、

運行される車両や方式が異なります。(後述)

大井川鐵道の特徴

日本で初めてSLの復活運転を行う

SLが日本各地から姿を消す1970年台に、大井川鐵道はSLの復活運転を日本で初めて行いました。

現在、大井川鐵道では4両のSLが現役で活躍しています。

のちにSL乗車体験談で紹介するSLも、復活運転によって走り始めました。

なお期間限定で、TVアニメ「きかんしゃトーマス」とコラボしたトーマス号が走ります。

以下の記事でトーマス号の予約方法や乗車体験を紹介しています。

アプト式

井川線では日本一の急勾配である90パーミルの急坂を登るために、アプト式を採用しています。

通常の車輪のほかに、「ラックホイールピニオン」と呼ばれる専用の歯車を用いて急な坂を登っていきます。

日本で唯一のアプト式が見える、大井川鐵道井川線は以下の記事で詳しく紹介しています。

全国で引退した車両の活躍

大井川鐵道では、全国の私鉄を引退した車両を整備して普通列車として運行しています。

例えば、

  • 元近鉄16000系特急電車
  • 元南海電車6000系
  • 元東急7200系

が今も現役で活躍しています。

元近鉄16000系特急電車
いっちー
いっちー

引退車両を譲り受けることで新車購入の費用を抑えつつ、

鉄道ファンの取り込みにも成功しているのですね!

SLの予約方法

皆さんの気になるところであろう、SLの予約方法に関して解説します。

SLの予約は大井川鐵道のHPから行います。(※乗車日の2日前以降は電話での新規予約が必要)

電話での予約も可能です。

大井川鐵道SLセンター 電話 0547-45-4112 

受付時間 9:00~17:00

当日券もありますが、休日は予約で埋まってしまう場合が想定されるので事前予約をおすすめします。

座席の指定はできませんが、グループは固まって席を確保してもらえる様です。

また、コロナの状況次第でいつまで続くかわかりませんが、4人がけボックスシートはグループで占有して使えるそうです。

(他のグループと相席になることはないとSLセンターの方がおっしゃっていました)

ネット or 電話で予約した後は、当日急行券(SLに乗車するための件)を駅で購入します。

料金は、新金谷〜千頭間にてSLに乗車した場合

1,750円(乗車運賃) + 820円(SL急行料金)=2,570円です。

SL予約に関してまとめ
  • 予約は大井川鐵道HPまたは電話から
  • 座席の指定はできない
  • 当日券もあるが事前予約がオススメ

SLの旅乗車記録

ここからは実際にSLに乗車した様子を紹介します。

↓↓車窓の様子は動画にも撮ったので、よろしければこちらもご覧ください(^-^)/↓↓

新金谷駅からSLが出発

春の新金谷駅に降り立ちました。SLの旅はここから始まります。

新金谷駅までのアクセス
  • 電車の場合
    • 在来線で「金谷」駅まで乗車後、大井川鐵道本線で4分
  • マイカーの場合
    • 新東名島田金谷ICから約10分
    • 東名相良牧之原ICから約15分
    • 新金谷駅の駐車料金は1000円/1日

大井川鐵道SLセンターで急行券を発券し、SLに乗る準備は万全です!

駅弁や飲料はSLセンター内の売店で購入可能です。

車内でも多少の軽食の販売はありますが(お菓子などの軽食)、駅弁は事前の購入をお勧めします。

乗車約20分前に改札が始まり、ホームに入ることができました。SLと対面です。

いっちー
いっちー

間近で見るSLめちゃくちゃかっこいい!!!

乗車するのは昔ながらの客車で、味があります。

中には木で作られた非常にレトロな車両もありました。

いっちー
いっちー

どの車両に乗るかは発券時まで分からないので、当日のお楽しみです!

列車は汽笛を背に、新金谷駅をゆっくりと出発していきました。

パワーがある電車とは異なり、SLが牽引するので非常にゆっくりと加速していきます。

絶景の茶畑

車窓からは静岡ならではの景色である、茶畑が広がっています。

特に家山〜下泉間の茶畑は大井川鐵道1の絶景茶畑と呼ばれておりとても綺麗でした。

いっちー
いっちー

整然と並んだお茶畑が美しい…!

家山〜下泉間の茶畑は車窓の左側に広がります。

客車の窓は開けることができるため、外の風を感じながら旅ができるのもSL旅の醍醐味です!

大井川第一橋梁

家山〜下泉では大井川を横切る大井川第一橋梁を渡ります。

一級河川である大井川を横切る鉄橋ということで、そこから見える景色は壮観です。

いっちー
いっちー

千頭方面進行方向右側の車窓からは、川根温泉の露天風呂から大勢の方が手を振っている姿が見えす!

大井川沿いに進むSL

SLは大井川に沿って千頭を目指します。写真は「鵜山の七曲り」を通過した際の写真です。

いっちー
いっちー

列車は大井川を何度か渡るため、右側/左側どちら側の座席でも大井川の流れを楽しむことができます!

車窓を眺めていると「塩郷の吊り橋」があわられました!上からSLが眺められる、大井川にかかる中で一番長い吊り橋です。

いっちー
いっちー

よく見ると人が歩ける箇所が板2枚分のスペースくらいしかありませんね… スリル満点すぎる!!

途中車掌さんがハーモニカで「ふるさと」や「線路は続くよどこまでも」を生演奏し、

旅情が高まります。

千頭駅に到着

SLの旅はあっという間に過ぎ、約1時間20分で終点の千頭駅に到着しました。

千頭駅には駅前に飲食ができるお店が数件あります。

ここからアプト式に乗り井川方面を目指す方々・千頭駅周辺を探検してSL急行で折り返す方々などさまざまでした。

私は川根大橋を渡った後にある「やんばい広場」で駅弁を食べつつ、

折り返しSL急行で新金谷まで折り返しました。

いっちー
いっちー

本当は駅弁をSLの中で食べようと考えていたのですが、

車窓からの景色があまりにも良くずっとカメラが手放せませんでした。

そのくらい景色が良くてとてもいい乗車の旅でした!

さいごに

今回のブログでは、現役でSLが活躍する大井川鐵道に関して紹介しました。

車窓からは大井川の清流と静岡ならではの茶畑を望み、客車に乗りながらのんびりSLの旅を楽しめました。

みなさんも現役でSLが活躍する大井川鐵道を訪れてみてはいかがでしょうか?

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