日光・鬼怒川温泉エリアを走るSL大樹。
関東からアクセスが良い日光を走るこのSLは、
2017年に運行が開始され、平日・休日に多くの列車が運行されています。

この記事では、SL大樹の座席や予約方法・乗車記についてお伝えします。
- SL大樹について
- SL大樹の車両について
- SL大樹のおすすめ座席
- SL大樹の予約方法
- 東京から日光を訪れる際にオトクな切符
- SL大樹の乗車記
SL大樹とは?
SL大樹は、2017年から東武鉄道が運行しているSLです。
栃木県の下今市駅から、鬼怒川温泉駅間12.4kmを約35分間かけて走ります。


SL大樹「ふたら」として運転される場合は、下今市〜東武日光7.1kmを走ります。
運行パターンについては、SL大樹のHPにて確認できます。
客車は3両。定員約200名です。
使用されるSLは「C11 207」と「C11 325」。
「C11 207」はJR北海道・325は真岡鉄道からやってきたSLです。

SL大樹の車内設備について
SL大樹の車両は、1号車・3号車と2号車で車内のレイアウトが異なります。
1号車・3号車
1号車と3号車のレイアウトはほぼ同じで、2人がけのシートです。

JR北海道・四国にて活躍していた14系客車が導入されています。

昭和レトロ・ノスタルジーを感じさせる車両です!
2号車
2号車はボックスシート形式。4人で1組です。

座席のほかに、2号車には展望デッキがあります。
窓や壁の一部が取り払われており、開放感抜群です。

SL大樹のおすすめ座席
SL大樹のおすすめ座席は、
- 鬼怒川温泉方面:進行方向左側
- 下今市方面:進行方向右側
です。

どちらの景色もすばらしいですが、
鬼怒川温泉方面で言うと進行方向左側の方が鬼怒川が見えるタイミングが多いです。
SL大樹の予約方法
SL大樹は、主に以下の方法で予約が可能です。
- 東武線各駅(押上・寄居及び無人駅を除く)
- 東武トップツアーズや主要旅行会社
- SL大樹のHP
オススメはSL大樹のHPからの予約です。
スマホやPCから予約が可能で、場所に囚われません。
決済方法はクレジットカードのみ、購入時に座席指定が可能です。(2022年5月現在)
SL大樹の料金
SL大樹に乗車するには、乗車券に加えて座席指定券が必要です。
SL大樹の座席指定券は、下今市〜鬼怒川温泉間で760円です。
- SL大樹 下今市〜鬼怒川温泉 大人:760円 / 小児(小学生):380円
- SL大樹「ふたら」 下今市〜東武日光 大人:760円 / 小児(小学生):380円
- SL大樹「ふたら」 鬼怒川温泉〜下今市〜東武日光 大人:1,080円 / 小児(小学生):540円
- DL大樹 下今市〜鬼怒川温泉 大人:520円 / 小児(小学生):260円
東京から日光へ向かう際にオトクな切符
東京から日光へ向かう際には「NIKKO MaaS」がオススメです。

NIKKO MaaSはスマホ専用サイトから購入するデジタルチケットで、以下の種類があります。
- デジタル日光世界遺産フリーパス(2日間有効)
- デジタル鬼怒川温泉フリーパス(2日間有効)
- デジタル中禅寺・奥日光フリーパス(4日間有効)
- デジタル湯西川温泉フリーパス(4日間有効)
SLに乗車する際に便利なデジタル鬼怒川温泉フリーパス(2日間有効)を例にとって説明すると、
1枚で以下の特典があります。
- 鉄道
- 出発駅〜下今市間の往復乗車
- 下今市〜東武日光・新藤原間の鉄道乗り放題(SLの乗車券として使用可能)
- バスフリー区間
- 鬼怒川温泉駅〜東武ワールドスクエア園内〜日光江戸村間(循環)
- 鬼怒川温泉駅〜仲町〜鬼怒川温泉駅間
- 協賛店での割引
お値段は2,500円です。

浅草〜下今市間を往復すると2,780円です。
日帰りだとしても、使うだけで元が取れます。
特急券を追加購入することで、特急にも乗車可能です!
SL大樹乗車記
ここからは、SL大樹の乗車記をお伝えします。
特急リバティで浅草から下今市へ
平日の浅草駅にて、特急リバティに乗車します。

平日の便はそれほど人もおらず快適。
リバティはコンセントがあるため、PC作業が捗ります。
約1時間40分で下今市駅に到着。

下今市からSL大樹に乗車
下今市からSL大樹に乗車します。予約したのは1号車です。
まずは2号車の展望デッキへ。開放感が抜群です。

続いて予約した1号車の座席へ。14系客車のレトロ感が最高です。

車窓には日光の田園や、鬼怒川が広がります。

あっという間に終点の鬼怒川温泉駅に到着。

鬼怒川温泉駅では改札を出たところに転車台があり、
SLが方向転換する姿を見ることができます。


関東でSLに乗りたくなった際は、SL大樹へ!
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