RedisのオススメGUIクライアントMedisを無料で使う方法

RedisのオススメGUIクライアントMedisを無料で使う方法 プログラミング

Redisを操作する際にredis-cliを使いますが、GUIで操作したいと思う時もあるのではないでしょうか?

そんな時におすすめしたいのがMedisです。

Medisを使えば、今までRedisコマンド経由でしていた作業をGUIから操作が可能です。

この記事では、

  • Medisのインストール方法
  • Medisを無料で使う方法
  • Medisの操作方法

を解説します!

いっちー
いっちー

Redis用GUIクライアントを色々調査しましたが、UIのシンプルさからMedisが一番使いやすいと感じます!

スポンサーリンク

Medisとは?

MedisはオープンソースのRedis用GUIクライアントです。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-10

以下の特徴があります。

Medisの特徴
  • シンプルで使いやすいUI
  • 自分でビルドすれば無料で使える
  • GUI操作もRedisコマンドも打てる

Macをお使いの方はApple Storeにて610円で購入できます。

OSSなので、自分でビルドすることで無料で使うことができます

次の「Medisのインストール方法」セクションにて、自分でビルドして無料で使う方法を解説します。

Medisのインストール方法

以下のコマンドをターミナルから実行します。

git clone https://github.com/luin/medis.git && cd medis
npm install
npm run-script build

最後に、以下のコマンドを打てばMedisが立ち上がります。

npm start

以下の画面が現れれば成功です。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-1

Medisの使い方

これからMedisの使い方について紹介します。

検証のためローカルにRedisサーバーを立てる

この記事では、Medis検証のためにローカルに簡易的なRedisサーバーを立てて接続します。

既に接続するサーバーがある方はこのセクションを読み飛ばしてください。

ローカルのRedisを立てるには、Dockerを利用します。

いっちー
いっちー

ローカルにRedisを立てるためのコードはこちらにあげておいたので、

ご自由にお使いください!

docker-compose.yaml

version: '3'
services:
  redis:
    image: "redis:latest"
    ports:
      - "6379:6379"
    volumes:
      - "./data/redis:/data"

環境の立ち上げには、docker-compose.yamlがあるディレクトリで以下のコマンドを実行します。

$ docker-compose up -d

docker psコマンドにて状態を確認します。ステータスが「Up」になっていたらOKです。

$ docker ps
CONTAINER ID   IMAGE          COMMAND                  CREATED       STATUS         PORTS                    NAMES
401cbc12b604   redis:latest   "docker-entrypoint.s…"   2 hours ago   Up 7 seconds   0.0.0.0:6379->6379/tcp   medis-gui-client-for-redis_redis_1

立てたローカルサーバーには以下の接続情報で接続します。

  • Redis Host
    • localhost
  • Port
    • 6379

RedisのオススメGUIクライアントMedis-2

Keyを追加する

Key追加は検索ボックス下のプラスボタンから追加します。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-3

Keyの追加には、

  • Key Name
  • Type

を指定します。

初期値ではValueは空で登録されるので、

Key選択後値を入れて「Save Changes」ボタンから保存することでValueの値を登録できます。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-7

KeyやValueを編集する

続いて編集の方法です。

Key名の編集はKeyをダブルクリックすることで可能です。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-11

Valueの編集は「Content」タブから該当Keyを選択し値を編集した後、「Save Changes」をクリックします。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-12

Keyを削除する

Keyの削除には、

  1. 該当Keyを右クリック
  2. 「Delete」をクリック

をすれば完了です。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-9

Keyを検索する

Key検索は、検索窓にKey名を打ち込みます。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-13

Redisコマンドを使用する

GUIクライアントを使っていると、細かいところまで手が届くRedisコマンドを使いたい時もあると思います。

Medisでは、TerminalタブからRedisコマンドを実行することができます。

RedisのオススメGUIクライアントMedis-8
いっちー
いっちー

これでMedisの使い方の解説は終了です!

さいごに

この記事では、RedisのオススメGUIクライアントMedisを無料で使う方法をお伝えしました。

MedisはUIがシンプルで見やすく、自分でビルドすることによって無料で使えます。

Redis用のGUIクライアントを探している方はMedisを使ってみてはいかがでしょうか?

参考にしたページ

Redis学習おすすめ書籍

コメント

  1. apage より:

    個人的にはARDMの方が使いやすく、インターフェースも美しいと思います, https://github.com/qishibo/AnotherRedisDesktopManager

    • アバター画像 いっちー より:

      apage様

      ARDMたるものを初めて知りました。
      良さそうですね、今後使ってみようと思います。
      教えていただきありがとうございます!

タイトルとURLをコピーしました