プログラミングスクールの台頭により、未経験からエンジニアに転職する人が増加しています。
未経験採用の門戸は広くなく、それゆえに転職活動は過酷です。
何十社にもエントリーしてるんだけど、なかなか内定がもらえない…
エンジニアに転職したいんだけど、どういう人が転職を成功させるの?
この記事では上記の疑問にお答えします。
私(@tetsukake_blog)は、東京の100人規模のWeb系顔発会社で3年半エンジニアとして働き、
現在は前職のツテでプログラミング案件をこなしています。
前職では採用担当と仲が良く、その時に教えてもらった「未経験エンジニア採用時に重視しているポイント」を元に、
この記事では、未経験でエンジニア転職を成功させる人の特徴を解説します。
最初に結論をお伝えします。
本文で詳しく解説していきます。
学習に対して意欲的である
1つ目の特徴は、学習に対して意欲的であることです。
IT業界は技術の新陳代謝が激しく、AWSに代表されるクラウドやスマホアプリ開発など、10年前に主流でなかった技術が毎年のように登場します。
学習するべき項目が多く、仕事後や週末を学習に充てる場合も少なくないでしょう。
常に学習し続けることは、エンジニアとして生きていく上で強制的に必須項目となりえます。
継続学習が求められる、ある意味大変な職種です。
技術の勉強会やLT・もくもく会が活発で、学びに意欲的な人が多く、競争も激しい。
学習に対して意欲的である姿勢は、エンジニアにとって避けて通れない項目です。
何かしらの成果物(ポートフォリオ)を作成している
2つ目の特徴は、何かしらの成果物(ポートフォリオ)を作成していることです。
サイトでもアプリでもなんでもいいから、とにかく成果物を見せて欲しい!
それはなんで?
実務経験がない未経験の方は、
現在何が作れるのかを証明する成果物(ポートフォリオ)を出してもらわないと
こちらも実力を評価できないからね。
考えてみれば当然ですが、採用担当の方が現在の実力を評価するために、成果物を提出する方が有利です。
候補者側は、「毎日10時間勉強しています!」などと簡単に言えますが、
採用側からすると「結局あなたは今何が作れるの?」を知りたいということですね。
成果物を提出すると、現在の実力を具体的に提示することができるので採用側も判断しやすく、
他の候補者との差別化になります。
まれにOSSからコードを丸々コピペして成果物を作成する方がいるそうですが、
きちんと理解しないと入社後に詰むのでやめた方がいいと思います…
自走する力がある
3つ目の特徴は、自走する力がある、もしくは自走しようと頑張れることです。
「自走する力」とは、
問題にぶち当たった際に自分で調べて答えまで辿り着ける力のことを指す
エンジニア界隈で使われる用語です。
なぜ自走する力が大事なのかというと、ITエンジニアは人手が足りていない現場が多いので、手がかからない新人は重宝されるからです。
別の理由として、ググればヒントがたくさん出てくるので
まずググることが求められます。
忙しいので手取り足取り教えている暇はなく、できないながらも自走しつつタスクをこなす人が求められる傾向にあります。
自走する人材かを見極める判断として、面談時に以下のような項目で確認しているとのこと(あくまで一例です)
- 受け答えに論理的な説明がなされているか?
- 困難だった経験とそれを乗り越えるためにどうしたか?という質問をしてプロセスをチェック
安心していだだきたいのは、全く上司から教えてもらえないわけではなく、
どうしてもわからない場合は、要点をまとめて上司に聞くことで教えてもらえる場合が多いと思います。
質問しても何も教えてもらえない職場は、ただのブラ○ク企業なのでは…?
プログラミングスクールに入るべき?独学で頑張るべき?
未経験から採用に至るには、プログラミングスクールに入るべきか、
独学で頑張るべきかは議論が分かれるところです。
前職の採用担当は、プログラミングスクール or 独学かは採用観点外とのこと(ここは人によります)
私もエンジニアとして就職する前、短期スクールにて1ヶ月で勉強したことがあり、
スクールの良さはわかります。
この議論に答えはなく、
スクールのメリットが理解でき、お金が出せるならスクール、そうでなければ独学だと私は思います。
お金を支払う分、独学よりもスムーズに勉強ができます。
初心者のうちにつまずきやすいポイントをお金によって解決する方法です。
初心者のうちはとにかく学習が進まない…
私も初めの頃は、環境構築をローカルPCに終わらせるだけで約1週間かかりました。(実話)
プログラミングスクールのTech Academyは下記のような特徴があり、独学の場合につまずきやすいポイントを避けることができます。
Tech Academyには無料体験が用意されており、申し込みから1週間の間、
オンライン教材・メンターによるサポート等の学習システムを体験できます。
プログラミングスクールがどんな感じか気になっている方は試してみると良いでしょう。
独学の場合は、以下のサービスや書籍を活用したり、
アルバイトやインターン、知人のコネなどで会社に入ってしまう戦略もあります。
「実務に勝る学習はない」という言葉もあるように、
実務に入って覚える方が、
責任感や当事者意識を持つので頭に定着しやすいです(その分キツいですが…)
この記事のまとめ
この記事では、未経験でエンジニア転職を成功させる人の特徴をお伝えしました。
以下の特徴を意識して転職活動を進めると、求められる人物像と重なり次のステップに進みやすくなります。
上記の特徴は面接時に注目される点であり、アピールポイントにもなるため、
面接前に対策しておいた方が良いでしょう。
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