こんにちは!いっちーです。
今回は国鉄形特急であるJR西日本381系「やくも」を岡山〜倉敷間にて乗車してきたので、
今回はその乗車記に関してです。
JR東日本の185系の引退が2021年春に迫っており、それ以降は全国で走っている
国鉄形特急の定期列車は「やくも」が最後になります。
乗れなくなってしまう前に… 廃止されてしまう前に… 「鉄は熱いうちに乗れ」という思いが私を突き動かしました!!(私が作った造語です)
特急やくもに関して
特急やくもは岡山〜出雲市間を伯備線経由にて約3時間で結ぶ列車です。
車両は381系で運転されています。
やくもは1972年3月に山陽新幹線が岡山まで延長された際に誕生した特急で、
カーブでも高速で走れる振り子式の車両で運転されています。
381系は中央本線特急「しなの」、紀勢本線特急「くろしお」でも使用されており、
昔は全国各地で走る姿が見えたのですが現在は「やくも」のみの活躍となっています。
381系の置き換えに関して
JR西日本が発表した「JR西日本グループ中期経営計画2022」見直しの中の資料で、
「やくも」車両新製との文言が明記されています。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201030_00_minaoshihosoku.pdf
「やくも」の新製車両の導入で381系が置き換えられることとなるため、
国鉄形特急の消滅がすぐそこまで迫っています。
岡山駅からやくもに乗車
さて、岡山駅から出雲市への最終のやくも29号に乗車します。
岡山駅では115系やキハ47、アンパンマン列車など、首都圏では全くみない様な列車をみることができて、
乗車前からとてもワクワクした気分になりました!
写真撮影をしていたらやくもが到着しました!
物心ついた後初めての国鉄形特急への乗車です!(親によると小さい頃九州で国鉄形特急に乗ったことがあるらしい)
前面にある逆三角形のシンボルマークが威厳があってかっこいいですね!
いや〜この全体的に丸っこい感じがレトロで好きなんですよね〜。
この列車は出雲市まで行きます。岡山を21:40に出発して出雲市に24:37に到着します。
日本海側まで行くことを想像すると驚きです。
倉敷まで乗車
短い乗車区間ですが倉敷まで1駅区間乗車します。11分の乗車です。
車内に入りました。現在の車両と比較すると照明は暗く、独特の雰囲気を醸し出しています。
シートはゆったりしており、前席との距離もあり足が伸ばせるくらいでした。
窓の向こうには出雲市からきたやくもが見えます。
岡山駅を出た後ですぐ車掌さんがチケットの改札に来ました。
JR東日本の自動で頭上にランプがつく特急あずさとは異なり、
車掌さんが手動でチケットを確認してまわります。
新型車両が導入されたら今後この様な光景もみられなくなるかもしれません。
特急電車は岡山の街の夜を駆け抜けていきます。
倉敷駅到着
ほんの11分の乗車でしたが倉敷駅に到着しました!
久々の国鉄形特急に乗れてとても楽しかったです!
引退するまでに後何回か乗りにこれたらいいなあ。。。
倉敷駅ではサンライズ出雲がお出迎えしてくれました。
終わりに
今回は国鉄形特急の生き残り「やくも」に関しての乗車記でした。
今回は乗車区間が短くカーブ区間がほぼなかったため振り子式を堪能できませんでしたが、
引退前には必ず全区間を乗りに行きます!!!(決意)
「JR西日本グループ中期経営計画2022」でもやくもの新型車両製造は明記されており、
引退の日が着実に近づいてきているので、「鉄は熱いうちに乗れ」という言葉の様に、
みなさんも今のうちにやくもに乗車してみてはいかがでしょうか?
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