群馬県の吾妻川に沿って走る吾妻(あがつま)線。
終点の大前駅は1日に5本しか電車がなく、関東圏屈指のローカル線です。


ローカル線って何もないんでしょ?

そんなことないよ!
- 大自然
- 八ッ場ダム
- 草津温泉や川原湯温泉
など見どころがいっぱいだよ!
この記事では、吾妻線の見どころを紹介します。
- 吾妻線の概要
- 吾妻線の見どころ
- 吾妻線乗車記|大前駅で電車を1本逃したらどうなる…!?

吾妻線は、関東圏から日帰り旅が可能です!
終点の大前まで吾妻線を乗り通した様子は以下の動画にまとめました。
吾妻線の概要
吾妻線は、群馬県渋川市の渋川駅から、同県嬬恋村の大前駅を結ぶ路線です。
路線は吾妻川に沿って走り、自然豊かな車窓が特徴です。

沿線には草津温泉や河原湯温など、温泉地が多く存在します。
現在終点となっている大前より先は、長野県の豊野駅まで繋がる計画がありましたが、
実現することなく現在に至ります。

吾妻線へのアクセス
吾妻線の起点である渋川駅や、大前方面の列車が出発する新前橋や高崎へは、
JRの在来線や特急を使ってのアクセスが便利です。

- 特急草津
- 高崎まで:約1時間20分
- 渋川まで:約1時間40分
- 普通列車
- 高崎まで:約1時間50分
- 渋川まで:約2時間30分
吾妻線の見どころ
関東屈指のローカル線である吾妻線には、自然豊かな見どころが豊富です。
八ッ場ダム
八ッ場ダム(やんばダム)は、吾妻線の川原湯温泉から徒歩約30分の
2020年4月に運用が開始された新しいダムです。

- ダム堤体上
- やんば見放台(展望スペース)
など、ダムを見学するスポットが整備されています。
吾妻駅から徒歩約20分の八ッ場大橋では、ダム湖へのバンジージャンプが可能です。

45mの高さからバンジーします。
私は橋からダム湖を覗くだけで足がすくみました。。。

草津温泉や河原原温泉などの有名温泉地
吾妻線には、
- 草津温泉
- 沢渡温泉
- 川原湯温泉
など、沿線に有名温泉地が豊富です。

特に川原湯温泉は、駅徒歩1分の笹湯や、徒歩15分の王湯などアクセスが良好です。

- 料金
- 大人:500円
- 貸しタオル:300円
- 設備
- 1F:シャワー/室内風呂/露天風呂
- 2F:ゴロゴロできる休憩室
吾妻線乗車記
ここからは、実際に吾妻線を乗り通した乗車記をお伝えします。

吾妻線の車窓などは、以下の動画が参考になると思います!
吾妻線に乗るために東京から高崎へ。
8:53分の大前行きへ乗車します(2022年7月現在)

高崎を出た後は、市街地を抜けて渋川へ。渋川を出た後は、吾妻川に沿って進みます。
河原湯温泉周辺の路線は八ッ場ダム建設に伴う水没のため、新線が設けられ設備も新しい。

約2時間かけて、電車は終点の大前駅に到着。

大前駅で電車を逃したらどうなる…!?
大前駅は、1日に5本しか電車がない秘境駅です。

乗ってきた電車は11時2分に折り返します。次は約6時間半後の17時32分発。
あえて電車を1本逃してみようと思います。

流石にホームに残る人は誰も居ませんでした。
電車が発車し、誰もいない大前駅のホーム。

駅のすぐ前に吾妻川が流れます。

大前から隣駅の万座・鹿沢口までは、徒歩約1時間程度なので歩いてみます。

万座・鹿沢口から12:47に始発電車があるので、大前駅での6時間半待ちぼうけを回避できそうです。
大前から万座・鹿沢口までは、歩道のある道を進みます。


一部歩道がなく狭い箇所があるので、通行に注意が必要です。
約1時間かけて、隣駅の万座・鹿沢口駅に到着。

河原湯温泉駅で途中下車して八ッ場ダムと河原湯温泉へ
次は河原湯温泉駅で下車。河原湯温泉駅の見所は、八ッ場ダム。
駅から徒歩20分の八ッ場大橋は、ダム湖が望めるビュースポットです。

最後に王湯で旅の疲れを癒やしました。


関東から日帰りアクセスが可能なスポットなので、
週末の小旅行先としてオススメです!
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