
会社員として働いているけど、もう一回学校に通って勉強したい。
1年前の私は会社員として働きつつ、
会社を辞めて映像制作系の専門学校に入学することを目指していました。
- 会社と家を往復するだけの代わり映えのない日々
- 勉強したいことがあるけど、会社を辞める勇気がない
そんなことを毎日思いながら働いていました。
そして今、会社を辞めて専門学校生として勉強に励んでいます。
この記事では、「会社員から専門学校生になってわかったこと」というテーマで、
以下の観点について、私の感じたリアルな感情を体験談としてお伝えします。
- 専門学校生になるまでの経緯
- 会社を辞めて専門学校生になってよかったこと
- 会社を辞めて専門学校生になって困ったこと

同じ悩みを抱えている方の参考になったら嬉しいです。
専門学校生になるまでの経緯

専門学校生になる前は、SE(システムエンジニア)として3年半勤務していました。
プログラミングは好きでしたが、仕事の激務からメンタルクリニックで適応障害と診断され、
精神的に辛い日々を送っていました。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。
そこから、映像制作者やビデオグラファーを目指そうと考え、
映像制作の専門学校を探して、合格するすることができました。
2022年の4月に専門学校に入学し、毎日勉学に励んでいます。
課題が多く毎日忙しいですが、会社員時代と比べ物にならないくらい充実した時間を過ごせています。
会社を辞めて専門学校生になってよかったこと

会社を辞めて専門学校生になってよかったことは、次の3点です。
自分のやりたいことを学べるので毎日楽しい
1つ目は、自分の興味がある分野を学べるので毎日楽しい点です。
会社員時代は激務に追われ、22時頃に仕事を終えてブログ執筆や動画編集をする日々でした。
学生となった今では、授業で動画編集やカメラについて学び、
授業後は自分のチャンネルの動画編集やブログ執筆をし、やりたいことに携われる時間が圧倒的に増えました。
- 自由な時間が増えた
- 毎日興味のある分野の勉強ができる
上記の理由から精神的余裕が増し、充実した日々を過ごせていると感じます。
同じ目標も持つ仲間と出会うことができる
2つ目は、同じ目標も持つ仲間と出会うことができる点です。
私の通っている専門学校では、
- カメラマン
- マネージャー
- YouTuber
- SNSマーケター
- 動画編集者
など、さまざまな目標を持った生徒が通っています。
学校に通う中で、同じ志を持った仲間に出会うだけではなく、
将来同じ業界に進む可能性が高いため、未来の仕事仲間を意識的に見つけることも可能です。
基本的に動画編集やカメラを独学で勉強していた私にとって、
同じ志を持つ仲間との談義はとても楽しく、毎日充実感を持って過ごせています。

専門学校はプロとして活躍する外部講師を招いている場合もあるので、
その方々とコネクションが作れるのも非常にアドバンテージです!
独学よりも圧倒的に学ぶスピードが早い
3つ目は、独学よりも圧倒的に学ぶスピードが早い点です。
授業で学ぶことで、短い時間で効率的に知識を得ることができます。
独学の時はなんとなくiMovieを使用し、カメラワークも適当でしたが、
学校に入る上でAdobe製品のライセンスを購入し、
さまざまな編集技法やカメラワークの知識を得ることができました。
まだ学校に入って3ヶ月ですが、動画編集に関わる以下の知識を勉強しています。
- Adobe製品の操作方法
- Premiere Pro/Photoshop/After Effectsなど
- カメラ設定
- F値/ISO感度/ホワイトバランスなど
- カメラワーク
- YouTubeチャンネル運営
- TikTok運営
- マーケティング
- セルフプロデュース

習得した技術は書ききれませんが、学びの多い毎日を過ごしています!
1週間に動画を1本以上公開する課題があり、
文系の大学にいた頃とは忙しさが比になりません(笑)
会社を辞めて専門学校生になって困ったこと

会社を辞めて専門学校生になって困ったことは、次の3点です。
お金が不足するので生活水準を下げる必要がある
1つ目は、お金が不足するので生活水準を下げる必要がある点です。
フルタイムの仕事をやめて収入源がバイトのみになった私は、
生活水準を下げてお金を使わないようにする必要がありました。
主な支出として、
- 家賃
- 食費
- 通信費
- 交際費
- 学費
- 各種税金の支払い(住民税など)
があり、メインの収入源が絶たれた私は非常に質素な生活を送っています(笑)
具体的にしている節約対策としては、
- 自炊
- 格安スマホに乗り換え
- 少し遠くの格安スーパーに買い出しに行く
- 一人暮らしからシェアハウスへの引っ越し
- 新幹線を使わずに在来線で移動
を実施しています。

私は常に楽しむ気持ちを持って節約に励んでいます!
1ヶ月1万円生活など、コンセプトを持って節約すると楽しいです。
ライフイベントが同級生より遅れ孤独感を感じやすい
2つ目は、ライフイベントが同級生より遅れ孤独感を感じやすい点です。
私は現在20代後半です。周りの友人は、
- 車を購入
- 恋人との同棲
- 結婚して子供を授かる
- フリーランスとして独立
など、新しいライフイベントを経験し人として成長していきます。
翻って私は、仕事辞めて学生の身分です。稼ぎは主にバイトで、そのほとんどが生活費に消えていきます。
友人との経済的・社会的差がみるみる開いていき、
自分は何をやっているんだろうと気分が落ち込む時もないとは言えません。

この点に関しては、社会人から学生に戻る際の避けては通れない点です。
反対に、他の人と違う道を歩んでいる証でもあります。
回りに囚われず、自分がなりたい最終目標に突き進む意思が大切だと思います。
年下メンバーが多いクラスに戸惑いを感じる

3つ目は、年下メンバーが多いクラスに戸惑いを感じる点です。
専門学校入学時の私の年齢は20代後半。クラスに一番多いのはストレートで上がってきた18歳の子たちでした。
そんな中で社会人上がりの私が混じって同じクラスで一緒に学ぶのは、少なからず違和感があります。
社会人上がりで精神的に落ち着いた私にとって、10代後半の若者のノリは馴染むのに時間がかかりました。

自分がおじさんのように感じられました(笑)
ただ、若い子と一緒に学ぶのは恥ずかしいとも言ってられないので覚悟を決めました。
しかし、自分よりも年齢が若いクラスメイトから学ぶことも非常に多いです。
彼らは中学高校時代にスマホを持ち、SNSで発信することが日常です。
- YouTube登録者7000人以上
- TikTokフォロワー2万人以上
など、私が到底及ばない実績を高校時代に達成し入学してきた強者もいます。

最初はクラスメイトの若さに戸惑いましたが、
人間慣れるもので今では何も感じなくなりました。
さいごに:人生は1度きりなので挑戦すべし

この記事では、社会人から専門学校生になったリアルな体験談をお伝えしました。
困っていることも包み隠さず紹介しましたが、
自分の興味のある分野の勉強ができているので、学生になって本当に良かったと思います。
もし今、会社をやめて学生に戻ることを検討中の方は、
大変な道が待ち受けていることを覚悟の上で、人生は1度きりなので後悔のない選択が大切だと感じます。
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