
仕事が激務すぎて、働き続けるのがしんどい…
SEとして働いていた私(@tetsukake_blog)は、所属していたプロジェクトが炎上し、
- 25時までの残業
- 終わらない顧客調整
- 変わり続けるシステムの仕様
など仕事が激務になりすぎて、精神を病みました。

メンタルクリニックで「適応障害」と診断があり、2021年11月に仕事を退職しました。
病んだ際の状態はこちらの記事に書き記したのですが、
仕事を退職してしばらく経ち、体調・精神面が回復し、さまざまなことに意欲が出てくるようになりました。
この記事では自身の体験談を交えて、死にたくなったら退職してもいいんだよということを伝えたいと思います。
人生がかかってくるので、声高に退職した方がいいとは言えませんが、
「仕事が辛すぎて死にたい」と考えている方に、一度職場を離れると回復する場合もあることを伝えたいのです。


心と体の回復には、休職や転職も有力な方法です。
なぜ退職しようと思ったのか?
休職という制度もありましたが、私は退職を選択しました。
理由は通院していたメンタルクリニック医師の、
「ストレスを完全に取り除く以外に、適応障害の完治は難しい」という言葉でした。

休職をしても元の労働環境に戻れば、再び精神が病んでしまうのは避けたいという思いから、
最終的に退職を決意しました。(もっとも当時の労働環境はかなりひどく、戻りたくありませんでした)

実際のところ全てのことに意欲が湧かなかったので、
しばらくゆっくりしたいという思いもありました。
会社から退職する際にしたこと
退職する際にしたことは、主に以下の3つ。
- 上司に退職届の提出・やめることを伝える
- 退職日を会社と相談して決める
- 貸与品を会社に返却する
幸いパワハラがあるような職場ではなかったので、退職交渉はすんなり終わりました。
引き留め交渉もありましたが、退職の決意をしっかり持っていたので押し負けることもなく退職交渉が終了。

退職交渉の際どうしても上司と顔を合わせたくない場合は、
退職代行サービスを利用する方法もあります。
仕事を退職後は体調・精神面が徐々に回復へ
退職後は仕事というストレスの原因が取り除かれたため、日を追うごとに体調が回復。
以下のような症状が和らいでいきました。
- 外に出たくない → 旅行にでかける
- 人と会いたくない → 友人に会いたくなり連絡する
- 夜数時間おきに目覚める → ぐっすり眠れるようになる
- 意欲が湧いてこない・死にたい → 新しいことに挑戦する意欲が湧いてくる
1日1日が苦痛ではなくなり、心に余裕が持てるようになりました。
趣味だった鉄道旅行に出かけた際にも、純粋に旅行を楽しめるようになりました。


在職中は旅行中でもずっと仕事のことを考えており、心が休まりませんでした。
休職や転職も有力な手段
お金の問題もあるため、退職というよりは休職や転職を選択する方法もあります。
休職をすることで一定期間仕事と距離を取り、心と体を休めることができます。
転職では職場や人間関係を変えることができるので、今まであったストレスの原因から離れることができるでしょう。

退職後は次にやりたいことを決めておく
退職する前に、次にやりたいことをあらかじめ決めておく方がいいと私は思います。
理由は、退職して無職になると社会から隔絶され、次第に無職であること自体がストレスになってくるからです。
- 進学する
- 旅に出かける
- エージェントを利用して転職先を探す
など、退職してからいつまでにこれをする!と決めておくと、次へのステップのために行動を起こしやすくなります。
この記事のまとめ
この記事では、仕事が辛すぎて適応障害になったが退職したら精神的に回復した話をお伝えしました。
私の場合は退職することでストレスの原因が取り除かれ、適応障害から回復することができました。
過去の私と同じく「仕事が辛すぎて死にたい」と考えている方に、
一度職場を離れると、ストレスの原因が取り除かれて状態が改善すると思います。
退職とまではいかなくても、
- 休職
- 転職
も心と体が回復するための有力な方法です。
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