こんにちは。いっちー(@tetestkake_blog)です!
今回のブログでは「元国鉄車掌の祖父を連れてリニア鉄道館に行ってきた!」というテーマで、
家族で(祖父・母・私)リニア鉄道館に行ってきたので、
その様子を紹介したいと思います。

車椅子の方もリニア鉄道館を楽しむことができます!
リニア鉄道館とは?
リニア鉄道館は、2011年にオープンしたJR東海の鉄道博物館です。
東海道新幹線や国鉄時代の実物車両が39両展示されています。
さらにこれまでの鉄道が歩んできた歴史が学べるエリアや、
運転体験シュミレーションなど様々なアクティビティが用意されており、
子供から大人まで楽しめる施設になっています。
料金
入館料は大人1000円、小中高生は500円です。
シュミレーターを利用する場合は別途館内で購入する必要があります。
新幹線シュミレータ「N700」と在来線シュミレータ「車掌」は1回500円、
在来線シュミレータ「運転」は1回100円の料金が別途必要です。
アクセス
主なアクセス方法は以下になります。
なおマイカーの場合は、リニア鉄道館の駐車場はないので近隣の「名古屋市営金城ふ頭駐車場」を利用します。
車椅子用の駐車場はリニア鉄道館のすぐ横のコインパーキングを利用できます。
さらに障害者手帳を提示すると無料になります。
今回は祖父の障害者手帳を使うことにより無料で駐車場を利用することができました。
※「名古屋市営金城ふ頭駐車場」はリニア鉄道館から多少歩く必要がありますが、車椅子駐車場はリニア鉄道館のすぐ横にあります。
余談: なぜ祖父を連れてリニア鉄道館に行くことにしたの?
今回リニア鉄道館を目的地に選択したのは、現在87歳の元国鉄車掌の認知症を患っている祖父のため、少しでも刺激になればと思ってという理由です。

認知症が進行しており、(病院で処方された進行止めの薬を飲んでいます)
短期記憶や感情の表現が難しくなってきているのですが、
昔の記憶は鮮明に残っているようで、電車の質問をするとイキイキと話すことができるため、
昔車掌として乗務していた車両を見せたら喜ぶのではないか?という思いからです。

少しでも昔の記憶が呼び起こされて、脳が活性化されたらいいなあ…!
リニア鉄道館に実際に行った記録
3月のよく晴れた日に私たち家族はリニア鉄道館に降り立ちました。

祖父のための車椅子駐車場を下調べせず行ったため、若干到着に時間がかかりました(車椅子駐車場はリニア鉄道館に隣接しているタイムズに5台分確保してあります)
平日ということもあり館内は割と空いていました。
リニア鉄道館は2021年で開館10周年ということで、記念の栞をもらうことができました。

展示エリアに入ると早速巨大な鉄道車両が出迎えてくれました。

左からSL C52、新幹線300X、超電導リニアMLX01-1が展示してあります。

館内に入るといきなりこれらの車両が現れてたのでびっくりしました(汗)
超電導リニアMLX01-1系は2003年に有人の試験走行で581kmを出した車両です。
ギネス認定書も展示してあります。

イベント広場
最初の展示エリアを抜けるとさらに大きな展示エリアであるイベント広場が現れました。

リニア鉄道館には39両の実物車両が展示してあり、そのほとんどがこちらのイベント広場に展示してあります。
カメラの画角が狭いので全てを移すことができませんでしたが、上の写真の右にも左にもまだまだ車両が展示してあります。
0系の前で家族写真を撮ってもらいました!敬礼のポーズをしています。
撮った写真は現像され購入することもできます。(買わなくてもOK)

記念にと1枚買っていきました。

テーマパークとかでジェットコースターを乗った後に撮られる写真とか、
記念にと思って買ってしまいがちですよね〜!
しなのとして活躍していたキハ181も展示してありました。

祖父はしなのを見ると、「俺は昔大阪から雷鳥に乗務したり、九州の方へも乗務してたんだぞ〜」と昔の記憶を語り始めました。
認知症のため、3日前に私が尋ねたことはすっかり忘れてしまう様ですが、昔の記憶ははっきりしているようで、
国鉄勤務時代の記憶を思い出したようで脳にいい刺激になっている様でした。

昔の記憶を思い出している祖父をみて、リニア鉄道館に一緒に来てよかったなと思いました。
その他キハ82や165系など往年の車両が展示してありました。


一番奥に見える117系はJR西日本で現役で走行していますね!
展示されている車両には、中に入ることができるものもあります。写真は111系です。

各座席に灰皿が設置されており、時代を感じます。以前は車両の中でタバコを吸ってよかったんですね。

展示物として一番印象が大きかったのはオヤ31形式建築限界測定車でした。

車体の周囲に接触式のセンサーが搭載され、走行しながら建築物の支障確認ができる構造になっています。

車体から伸びる接触式センサーは異様な外観でした。。。(笑)
その他SLや新幹線など、本当にたくさんの車両が展示してありました。
多すぎてこの記事では紹介しきれませんので、ぜひリニア鉄道館に足を運んで実際に確認してみてください!
シュミレータ
リニア鉄道館の中でも人気だったのがシュミレータでした。

シュミレーターでは、運転訓練装置をベースにした運転シュミレータや、
実物大「313系」車掌シミュレータで運転士・車掌体験ができます。
平日でしたが30分待ちでした。時間の関係上今回は見送りに。。。
シュミレータはいずれも先着順・有料です。
運転シミュレータ1回(10分)100円、車掌シミュレータ1回(15分)500円になります。
デリカステーションの駅弁
リニア鉄道館にはデリカステーションという売店があり、様々な駅弁を購入することができます。
名古屋の名物が味わえる「なごや満載」と、「牛たん弁当」を購入しました。どちらも美味しかったです。

巨大な鉄道ジオラマ
鉄道ジオラマエリアには、名古屋の街を再現した巨大なジオラマがありました。
1つ1つの電車が動いており、朝から夜に段々と移り変わっていく様は、小さな街をみている様でした。

ちなみにこのジオラマの中には「一寸法師」や「フランダースの犬」などのキャラクターが隠されているそうです。

フランダースの犬はどこにいるんだろう!!(←見つけられなかった人)
そのほかの展示に関して
実物車両やジオラマのほかに、
- 子供が遊べる「キッズコーナー」
- 日本の鉄道の歴史が知れる「歴史展示室」
- N700系が展示してある「屋外展示」
- 鉄道の仕組みが学べるエリア
など様々な展示があり、全てを網羅するにはかなりの時間を要しました。



さいごに
元国鉄車掌の祖父を連れて親子3代でリニア鉄道館にいきましたが、
車両展示や鉄道ジオラマなどアクティビティが盛りだくさんで、
とても楽しく過ごすことができました。
いつもは感情を表に出さない祖父もこの日は喜んでいたので、一緒に行けてよかったと思います。
皆さんも休日にリニア鉄道館を訪れてみてはいかがでしょうか?
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