夜行列車の定期列車はサンライズ出雲・瀬戸を残すのみとなりましたが、
東武鉄道が季節限定で登山客向けに運行する夜行列車があります。
その名も尾瀬夜行。
鉄道好きの方はもちろん、尾瀬登山シーズンの登山客に利用されています。

この記事では、
- 尾瀬夜行の概要
- 尾瀬夜行の車内設備
- 尾瀬夜行乗車記
を紹介します!
尾瀬夜行の概要
尾瀬夜行は、東武鉄道が運行する夜行列車です。
東武鉄道の浅草駅と野岩鉄道の会津高原尾瀬口駅の間で運行されます。
- 浅草 23:45発
- 北千住 0:00発
- 春日部 0:30発
- 会津高原尾瀬口 3:08着
基本的に5月末から10月中旬の金・土曜・休日前に運行されます。

サンライズみたいに毎日運行されていないんだね!
車両は「特急リバティ」として活躍する500系が割り当てられます。

会津高原尾瀬口駅に到着した後は、
尾瀬方面への専用バスが設定されており、登山客を尾瀬方面に運びます。
- 会津高原尾瀬口駅 4:20発
- 駒ヶ岳登山口 5:20着
- 尾瀬御池 5:50着
- 尾瀬沼山峠 6:10着
尾瀬夜行の車内設備
尾瀬夜行には以下の設備があります。
- コンセント
- トイレ
- 無料Wi-Fi
コンセントは1つの座席に1つずつあります。
座席は通常の特急列車のシートです。


就寝時はリクライニングを倒したり、ブラインドを閉めたりしてリラックスします。
尾瀬夜行乗車記
ここからは尾瀬夜行の乗車記を紹介します。

乗車した様子は以下の動画にもまとめました!
私は浅草から尾瀬夜行に乗車しました。

改札は出発の約20分前から始まり、
大きなリュックを持った登山客達が尾瀬夜行に乗り込んできます。
車両はリバティでも使用される500系の6両編成で終点の会津高原尾瀬口に向かいます。


車内販売はないので、乗車前に軽食や飲料を買っておきましょう。
浅草を23:45に出発をします。
約3時間半の短い夜行列車の旅が始まりです。

北千住0:00発、春日部を0:30に発車します。途中駅からも多くの乗車がありました。
これらの駅は乗車専用で降車することはできません。
春日部を出た後は照明が少し暗くなり、乗客は到着まで仮眠をとります。
会津高原尾瀬口には3:08分に到着。


乗客は3:50頃まで車内で仮眠を取ることができます。
会津高原尾瀬口から専用バスに乗り込み尾瀬方面へ
やがて専用バスに乗り換えのアナウンスがなされ、乗客はバス乗り場に移動します。
この後はバスに乗車し、尾瀬の登山口を目指します。

列車の乗車時間が約3時間半と短いため
専用バス移動中に追加で仮眠を取りましょう。
(じゃないと登山がキツいです)
専用バスに約2時間乗車し、尾瀬沼山峠に到着。

尾瀬ハイキング
この後は尾瀬のハイキングを楽しみました。

朝早く登山口から出発できるので、余裕を持った行程で登山ができました。

尾瀬へのハイキングや登山を計画されている方は
尾瀬夜行も有力なアクセスの選択肢になると思います!
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